初年度登録S50年9月の三菱ミニキャブWです。
グレードはスーパーデラックスになります。
三菱の軽トラック、ミニキャブ。現在はスズキのOEM車ですが、
H26年までは自社生産モデルであった歴史ある軽自動車です。
当モデルはS46年からの2代目になります。
デビュー当初は『ミニキャブEL』という名称でしたが、
翌年のマイナーチェンジでエンジンが空冷から水冷式に変更。
水冷の英訳『Water cooling』の頭文字を取って
『ミニキャブW』となりました。
この2代目の間では他にも様々な小変更があります。
・ヒーターが排気式→温水式
・ヘッドライト、グリル、エンブレムデザイン変更
・ナンバープレート架台の大型化
・上級グレードに3点式シートベルト採用
・鍵穴付き給油キャップの採用
当時の軽自動車は排気量が660ではなく360cc、エンジンも2ストが主流の時代でした。
この小さなサイズの中で排ガス規制、安全基準など様々なルール変更を
各メーカーは試行錯誤してクリアしていきます。
なので同じようなモデルでも年によって様々な装備の特徴があるのも興味深い点です。
・修復歴ナシ
・実走行1.9万km
・実質2オーナー
・3点式シートベルト
・AMラジオ
・ホイールキャップ
・ヒーター
・記録簿22枚【S51～54,56,58,60,62,H3,4,5,7,8,9,14,21,23,25,27～30】
・新車保証書
・取扱説明書
当車両は最初のオーナーがH18年まで31年間所有。
そして次の販売店が個人名で新規に車検登録し、弊社ユーザー様である先代オーナーに販売。
その後13年間大切の乗られ、今年の7月に車検が切れて弊社に入庫しました。
特筆すべきはまず絶好調な機関系です。ほぼ休むことなく定期的にメンテナンスや車検を受けてきたので、
驚くべき低走行ですが長期放置車両とは異なります。
7月までバリバリ現役だったお車です。
外装こそバンパー・グリルやスリキズ部分に錆がうっすら出てきていますが、
シャーシ等は大きな腐食なし。
丁寧に磨き込み、純正ライトグリーンのボディは深みが復活しました。
車両鑑定済、修復歴ナシのお墨付きです。
ヒーター効きます、AMラジオ受信OK。
走行中足回り異音なし、オイル漏れは先回車検で修理しており現在は水漏れ・オイル漏れありません。
タイヤもここ数年で新品交換済みです。
雰囲気を損なわない様、海外のBS製バイアスタイヤを取り寄せ装着。
残念ながらホイールキャップが一本飛んでいてしまって現在1枚欠損しています。
そして内装は明らかに屋内保管と分かるほどのクオリティ、ちなみに前オーナー様は完全ガレージ保管でした。
しーとに一切の破れ・切れなし。スーパーデラックス専用の高級なブラウンのシート表皮。
ダッシュボード右端にひび割れありますが、その他はかなり上質なコンディションです。
フロアも腐食ありません。カーペット滅茶苦茶キレイです。
定期的にメンテを受けているのでエンジンは一発始動します。クラッチすべりなし、気持ちよく走ります。
2スト特有のポコポコ音、排気の匂い、そしておもちゃのような小さなボディ。
ずっとそばに置いておきたくなる一台です。
※車検は切れていますが現在岐阜の白ナンバーが付いています。
商用車の性格上、基本的に使い倒されて天寿を全うするお車が多いですが、
このミニキャブは激動の44年を大切に手入れされて生き抜いた箱入り娘です。
軽トラですが所々に個性が光るデザインは今でもかなりオシャレです。
Gooネット、ヤフオクでも絶賛掲載中。
現車確認・試乗ＯＫ！
程度の良さは是非直接見て確認していただければと思います。
それでは宜しくお願い致します！
おかげさまで２０周年！！
有限会社ネットワークジャパン
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