知的、発達が感じた貴重SIKU、2790弾「ポルシェカレラGT」
 

車種説明、20世紀末期から21世紀にかけてのスーパーカーのメインストリームである大排気量にしてハイパワーなマルチシリンダーエンジン、オールカーボンファイバーで成型したボディまたはシャシー、レーシングカーに準じたエンジニアリング、それに相反するラグジュアリーな快適性能などに乗って製作された。2003年発売。

しかしその源流は、ル・マン24時間レースなどの耐久レースの主役がメルセデス・ベンツ・CLK‐GTRや日産・R390などのGTクラスからプロトタイプカークラスへ移行したことに端を発している。ポルシェもそうした波に翻弄された当事者の一つで、カレラGT開発の根幹には、次期GTクラスレーシングカーとして開発されていたものを期せずして転用できる機会に恵まれたことで計画が加速したことが挙げられる。

ポール・ウォーカーが事故死した車でもあるが、ポール・ウォーカーの家族は車の安全性に問題があったとポルシェを訴えている。これに対してポルシェ側は死亡したのは危険な走行によるものと反論している(事故時に現場の制限速度の倍以上の速度を出していたことが検証で明らかになっている)。一方で中谷明彦によると、カレラGTは運転が難しくコントロールの自由度が低い車であるとされている[1]。黒澤元治もスペックに期待してカレラGTを予約購入したが、乗ってすぐに売り払っている。

2019年、米国のコレクターの依頼により、ポルシェのクラシックモデル部門「ポルシェ・クラシック」がフルレストアした車両が完成したことが発表されており、オーバーホールやパーツ類の交換、修繕以外にも、ボディカラーが発売当時のカレラGTに設定されていなかった「オークグリーンメタリック」に変更されるなど、レストアだけでなく同時にカスタマイズも行われている名車です。^^

安心車.jp
おすすめの記事