【新車SUVは売れるのか?】まもなく発売の4車を徹底分析!ハリアー/ヤリスクロス/キックス/RAV4 Prime

まもなく発売される新車SUV4車について、
議論されている懸念材料などをとりあげながら、
売れるのかどうか客観的に分析していきます。

今回の動画では「新車SUV売れるのか」というテーマでお話ししました。
いつもと違うスタイルの動画ですが、
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#新車#SUV#ハリアー

【関連動画】
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↑【新型キックス】最新情報を図でわかりやすく解説!ライバルSUVとの比較も
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↑【新型ヤリスクロス】最新情報を図でわかりやすく解説!
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↑【トヨタのSUV買うならどれ?】サイズ/見た目/価格別におすすめを紹介!

↓以下、動画の内容です↓
【ハリアー】
はじめは間も無く発売されるハリアーです。
いきなり結論ですが、これは大人気間違いなしです。
これは私だけではなく車系Youtuberの方は全員口を揃えて言ってますね。
クーペスタイルを強めた外装、
ブラウンの高級感のある内装、
レーダークルーズコントロールやブラインドスポットモニターなどの充実した安全性能。
魅力ポイントが多いので、あえて反対に懸念材料を取り上げてみると、
1、鷹マークがトヨタマークに。
2、ボディサイズが若干拡大。
3、ターボモデル廃止。
4、シーケンシャルの廃止
の大きく4つがあげられるのではないでしょうか。
一番大きいのはやはり第一印象にも関係する、鷹マークでしょう。
鷹マークはハリアーの象徴でもあったので、これが原因で購入を控えるという人も一定数いるのではないでしょうか。
ボディサイズの拡大やターボモデルの廃止については、あまり否定的なコメントを見ることもありませんし、とくにターボモデルについては後期で登場する可能性もまだまだありそうです。
また、シーケンシャルではなくなることについては肯定的な意見の方が多いように感じます。
と、まとめてみても、大きな懸念材料は鷹マークがなくなったことくらいで、紹介した通り内外装などの商品力は十分です。
そして、新車価格は先代から値下げされているということで、人気は間違いないでしょう。
ここ一年の人気SUVの販売台数を見るに、平均4000台前後は毎月売れるのではないでしょうか。

【ヤリスクロス】
続いて8月末に発売されるヤリスクロスです。
結論としては、大人気間違いなしです。
今回紹介する4車の中で、一番売れるのがヤリスクロスでしょう。
まずはこちらの全長/全幅でプロットしたグラフをみてください。
確認しておくとヤリスクロスの全長は4180mm、全幅は1765mmです。
こちらを見る限り、ヤリスクロスは5ナンバーよりは大きいものの、密集している集団よりはやや小さいサイズであることがわかります。
小さいサイズが売れる日本のSUV市場においてはこのボディサイズは絶妙ですよね。
次に外装を見てみると、欧州テイストな外装でキーンルックでないことから、良い意味で癖が強くなく、多くの人に受け入れられる外装です。
そして、反対にヤリスクロスはマイナスポイントが少ないです。
唯一、ヤリス同様、後席の居住性に心配があることなどが挙げられていますが、ヤリスから全長プラス240mmとなっていることからも、改善はされているはずです。
実際、価格もおそらく200万円前後からで、そしてヤリス譲りの低燃費、トヨタというブランドだけで大人気は間違いないでしょう。
月販5000台前後は安定して売れると思います。
ライズは発売直後月販10,000台を記録していたので、ハイブリッドもある分もしかするとヤリスクロスが月販10,000台を記録する可能性もありますね。

【キックス】
続いて先ほども少し名前が出てきましたが、キックスです。
結論としては、キックスは微妙です。
というのも、e-POWER FFのラインナップでここまで紹介したヤリスクロスをはじめとしたライバルたちに対抗できるのか、という疑問がどうしても浮かび上がってくるからです。
ご存知の方も多いと思いますが、確認しておくと、6月15日から発売されるキックスのパワートレインは
1.2L e-POWER FFのみで、価格は約280万円です。
ガソリンエンジン、そして4WDのラインナップはありません。
遅れてこれらも追加されるようですが、当面はe-POWERのみで勝負するとのこと。
今回私が言いたいのはe-POWERに魅力がないという話ではなく、ガソリンエンジンがなくて大丈夫なのかということです。
これについては皆さんも最初ラインナップを見た時思ったはずです。
e-POWERの商品力は言わずもがなで、ノート、セレナをそれぞれコンパクトカー、ミニバンのナンバーワンの車に進化させた実績があります。
しかし、e-POWERだけでヴェゼル、C-HR、ヤリスクロスを超える人気は難しいと思います。
280万円からなので、込み込みで350万円近くになることも多いはずで、そうなると込み込みでも300万円以内で済むガソリンモデルの選択肢がないとなかなか顧客には刺さりにくいのではないでしょうか。
200万円前後のガソリンモデルを追加して、むしろライズと競合させる勢いで販売すれば、
営業マンの方の視点でも選択肢が増えるので、売り込みがしやすく、e-POWERもより売れるのではないでしょうか。
とはいえ、コンパクトSUVはハイブリッドが売れ筋なことがほとんどなので、e-POWERだけでも、毎月2000~3000台は安定して売れるのではないかと思っています。

【RAV4 Prime】
最後にRAV4 Primeです。
RAV4 Primeについては当チャンネルでも詳しく扱っていないので、概要をおさらいしておくと、まず、登場は6月8日からです。
まずはグレード別の価格帯をおさらいしておきましょう。
Gでも469万円とかなり高額ですね。
通常のRAV4で最も高い、ハイブリッド Gが388万円なので、80万円近く高くなっています。
ただ、PHVには補助金もあるので、約30~40万円はこの金額から引くことができます。
魅力は走行性能で、ゼロ百加速は5.8秒とのこと。
さらに最高出力は306PSです。
さて、結論としてはPHV車の王者間違いなしです。
そもそもSUVのPHVはアウトランダーPHEVしかないので、ここのシェアを奪うのは時間の問題だと思います。
とはいえ、SUVとしてみると苦戦はすると思います。
普通の人からすれば手が出せる価格ではなく、ターゲット層が中年以上の車ファンの方に限られてしまうのではないでしょうか。
価格が高いのはPHV車には仕方がないことですが、個人的な感覚としてもそれなら普通のRAV4でいいかなと思ってしまいます。
もちろんお金があればRAV4 Primeも欲しいですが…

最後に今回の内容をまとめておきましょう。
ハリアー:人気間違いなし
ヤリスクロス:大人気間違いなし
キックス:e-POWERは人気間違いないが、ガソリンモデルがなくて大丈夫か?
RAV4 Prime:乗りたい。が、高い。アウトランダーPHEVのシェアは奪いそう。
です。
普段はスペックを紹介したりする動画が多いですが、今回のように顧客目線から離れて、売れるのかどうかという経営者的な目線で見てみるのも面白いですよね。

*使用しているBGMはこちらのサイトからの引用です:
http://amachamusic.chagasi.com/

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