日産・マーチ
 

日産・マーチ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=67444 / CC BY SA 3.0

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日産・マーチ

マーチ(”MARCH”)は、日産自動車が製造・販売するハッチバック型のコンパクトカーである。

派生車種は派生車種の項目を参照。

かつて、トヨタ・スターレットと日本のコンパクトカー市場の人気を二分していた。日欧両市場での販売を視野に入れており、欧州などいくつかの地域では「マイクラ」(”Micra”)名で販売されている。扱いやすいコンパクトなボディに大人4人が快適に移動できるキャビンを持つ、合理的なパッケージングが特長であり、専門家の評価も高い。特に2代目・K11型は、日欧でカー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞するなど、高い評価を受けた。また、日本車としては珍しく、フルモデルチェンジのスパンがかなり長いのも特徴の一つである。ワンメイクレースが行われるなど、手軽なモータースポーツへの登竜門としての一面も持つ。

なお、欧州向けマイクラについては、2016年9月29日 – 30日にフランスで開催された「パリモーターショー2016」にて5代目モデル(K14型)が先行発表され、その後市販を開始した。この欧州向け左ハンドル仕様車(マイクラ)をルノーの欧州域内の工場で生産するが、この時点において日本市場向けマーチを含む欧州向け以外のマーチ / マイクラの次期モデルについて公式アナウンスはされていない。

1981年10月に開催された第24回東京モーターショーに「NX-018」の名で参考出品。長期に渡るプレキャンペーンが展開され、一般公募により車名が「マーチ」と決定された後、1982年10月に発売された。

イメージキャラクターは近藤真彦が起用され、キャッチコピーは「マッチのマーチ」「スーパーアイドル」(いずれも前期型)。

開発は、当時、東京都杉並区荻窪にあった荻窪事業所にて行われた。初代マーチはその荻窪事業所で開発された新車種として最後に開発されて発売された車種である。開発主管は旧・プリンス自動車出身の伊藤修令が務めた。基本デザインは世界的に著名なデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロが行い、生産に向けて社内でデザイン調整が行われた。

約10年という、日本の量産車としては珍しく極めて長いモデルライフであった。当初から最小限の装備だけを持っていたが、最終型にはパワーウインドウ装着車 (FV) も存在した。

当初搭載されたエンジンは、MA10S 987cc電子キャブレターECC仕様(E-K10)。グレードもE(基本性能に徹し、ビジネスユースに特化したモデル)・L(基本的車種でファミリー若者向実用車)・S(トリップメーターを標準装備し、機能、内装の充実を図ったモデル)・G(最上級モデル)の3ドアハッチバック車4種類だけだったが、後にグレードが充実化され、キャンバストップ車や5ドアハッチバック車、MA10ET 987cc水冷ターボECCSエンジンを搭載した「ターボ」、MA09ERT930cc空冷式インタークーラー、ダブル過給機付きECCSエンジンを搭載し、ビスカスLSD標準装備のモータースポーツに対応したR、そのグランドツーリング版のスーパーターボなどの車種も登場した。

主な派生車種は、パイクカーの「Be-1」BK10型、MA10Sエンジン搭載・「パオ」PK10型、MA10Sエンジン搭載・「フィガロ」FK10型、MA10ETエンジン搭載や、レーシングフォーミュラーカーの「ザウルスジュニア」NSJ-91型、MA10Eエンジン搭載などが挙げられる。パイクカーの人気は高く、特にBe-1は中古車市場にリセールしたほうが本体購入価格より倍近い値段がつくということで「財テクカー」と呼ばれた。

Rは、かつて日産自動車が製造販売していた3ドアハッチバック型の自動車で、モータースポーツ用のベース車両である。

初代マーチの競技車両ベース向けのグレードである。主に全日本ラリー選手権で活躍した。スーパーチャージャーとターボチャージャーの複合過給機システム、ダブルチャージエンジンシステムを日本初搭載し、車両装備によってタイプ1から3までバリエーションが存在した。専用で超クロースレシオの5速MTを装備していた。事後交換を前提としている為に、シート(5ドア車と同型)、タイヤ、ホイールは基本車両となったK10型マーチのベースグレードの安価なパーツが装備されている。内装もセミトリムと簡素である。

また、タイプ1から3までは、乗車定員が2人であった。型式はE-EK10。

な…

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