スカイラインが紹介する貴重ホットウィール3776弾「メルセデスベンツ540K」

車種説明、1937年、それまでの500Kに代わるメルセデス最高級ツーリングカーとしてデビュー。ポストビンテージ期においては、この540K/580Kは世界で最も豪華、かつ高性能なグランドトゥアラーの一つであった。パワーユニットは500K用を拡大した直列8気筒OHV9ベアリング5.4リットルで、通常はフルスロットルで115PSを発揮するが、さらに深くペダルを踏み込むと“ワルキューレの雄叫び”と共にルーツ式のスーパーチャージャーが作動し180PSに到達した。シャシーはポストビンテージ期の高級車の中でも極めて進歩的で、既に4輪独立懸架やサーボ付の4輪油圧ブレーキを備えていた。380K/500Kと同様、コーチビルダー向けにローリングシャシーでの販売は原則的に行なわれず、ほとんどは自社のジンテルフィンゲン工場でコーチワークまで行なった。しかし、自社製ボディとはいえ、華麗なデザイン、入念な造り込み共に老舗コーチビルダーの作品に勝るとも劣らないものだった。中でも有名なのは、アドルフ・ヒトラーが愛人、エバ・ブラウンに贈ったともいわれる“スペツィアル・ロードスター”であろう。モデル末期には、ごく少数ながら拡大版の580Kも造られているが、仕様、ボディのバリエーションなどは最終期の540Kと大差ない名車です。^^

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